宝島社、ジェンダー平等を広告に

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共同通信
出版社の宝島社が全国紙2紙などに掲載した企業広告

 出版社の宝島社は6日、見開き2ページの企業広告2種を全国紙2紙などに掲載した。16年にわたり女性が首相を務めたドイツで、子どもたちから出るという「男でも、首相になれるの?」との質問を見出しにするなど、ジェンダー平等のメッセージを掲げている。

 2紙に出稿した広告では、ドイツのメルケル前首相と思わせる手元のアップ写真を全面に使用し、「わずか16年で、常識なんてぱっと変わる」と記した。もう1紙では若者たちの自由と反逆を描いた米映画「イージー・ライダー」の写真を掲載。「男女平等、学歴不問、能力重視」などの言葉を「あたりまえだろ。」と訴えた。