契約トラブルで給食ピンチ、大阪

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共同通信

 大阪府東大阪市で、長年にわたり市立小学校に給食を配送してきた運送会社と市の間で契約トラブルが起き、一部の小学校に予定の給食を配れない事態に陥っていることが7日、市などへの取材で分かった。3学期の給食が始まるのは11日で、市は別の業者でも容易に運べる献立を準備。雑煮や黒豆などの正月料理から、コッペパンや牛乳、チーズなどに変更する。

 全51校のうち、自校に調理場がなく、給食センターなどから給食の提供を受けていた23校が対象で、児童と教職員約1万人に影響する。12日以降の対応は協議中という。