2022.01.07 その他記事

関電不起訴で検察審査会申し立て

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共同通信
関電旧経営陣の不起訴を不服として審査を申し立てるため、検察審査会に向かう市民団体のメンバーら=7日午後、大阪市

 関西電力の金品受領や報酬補填の問題を巡り、大阪地検特捜部が関電の八木誠前会長(72)、岩根茂樹前社長(68)、森詳介元会長(81)ら9人を嫌疑不十分で不起訴処分としたことを不服として、会社法違反(特別背任)などの疑いで告発していた市民団体側が7日、大阪第2検察審査会に審査を申し立てた。

 市民11人による検審が起訴相当や不起訴不当と議決すれば、特捜部が再捜査する。

 市民団体「関電の原発マネー不正還流を告発する会」は、福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)側の会社などに不適正な金額で工事を発注したどとして9人を告発。特捜部は昨年11月に不起訴とした。

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