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共同通信
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みずほフィナンシャルグループ(FG)が、傘下のみずほ銀行でシステム障害が相次いだ責任を取って4月に辞任する坂井辰史社長(62)の後任に、木原正裕執行役(56)を昇格させる方針を固めたことが10日、分かった。経営陣の刷新で企業風土を変革し、顧客の信頼回復を急ぐ。
みずほFGは昨年11月、坂井氏と佐藤康博会長(69)、みずほ銀の藤原弘治頭取(60)のグループ3首脳の退任や、みずほ銀頭取に加藤勝彦副頭取(56)を昇格させる人事を発表。社外取締役を中心とした指名委員会で、坂井氏らの後任の選定を進め、10日の指名委で方針を決めた。
17日の取締役会で正式決定する。