外国人の入国禁止、継続方向

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共同通信

 政府は新型コロナウイルスの「オミクロン株」対策で外国人の新規入国を原則禁止している水際強化措置について、当面継続する方向で最終調整に入った。国内での感染急拡大を受け、厳しい水際対策の骨格を維持する必要があると判断した。岸田文雄首相が11日にも表明する。複数の関係者が10日、明らかにした。

 例外的に入国を認める「特段の事情」の運用も厳格化した結果、国費留学生らが来日できない事態が続いている。これらの措置も維持するかどうかが焦点となる。

 強化措置は昨年11月30日に導入。首相は年末年始の動向を踏まえ、週内に是非を判断する方針を示していた。