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共同通信
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【ニューヨーク共同】米国や英国、フランスなど欧米5カ国と日本は10日、北朝鮮の5日の弾道ミサイル発射を受けた国連安全保障理事会の非公開緊急会合を前に「弾道ミサイル発射は安保理決議に明白に違反している」と非難する声明を共同で発表した。
一方、外交筋によると、10日に開かれた安保理会合で欧米の理事国から非難の声が相次いだが、中国とロシアは北朝鮮擁護の姿勢を崩さず、一致した声明は発表できなかった。
共同声明は北朝鮮に対し、大量破壊兵器や弾道ミサイル開発計画を放棄するよう要請。発射は「地域の安定に大きな脅威をもたらす」として「意味のある対話」に加わるよう求めた。