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共同通信
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正月メニューの特別な給食がコッペパンと牛乳になってしまうかも―。こうした危機に立たされていた大阪府東大阪市が、窮地を脱したことが10日、市への取材で分かった。市立小学校に長年給食を配送してきた運送会社と市が契約トラブルとなり、11日から始まる3学期の給食を一部に予定の献立通り配れなくなる恐れがあった。
運送会社が3学期の業務からの撤退を市に通告していたが、10日に撤回した。全51校のうち給食センターなどから提供を受ける23校が簡易給食となり、雑煮や黒豆などの正月料理からコッペパンや牛乳、チーズなどに変更となるところだった。