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共同通信
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【ニューヨーク共同】米首都ワシントンの連邦地裁は11日、米連邦取引委員会(FTC)が米IT大手メタ(旧フェイスブック)を独占禁止法(反トラスト法)違反で訴えた裁判の継続を命じた。メタが「(訴えの)根拠がない」と棄却を求めていたが、認めなかった。
FTCがメタを訴えた裁判は、昨年6月にいったん連邦地裁によって棄却されたが、同8月にFTCが主張を補強して再提訴。メタ側は「同じ主張を繰り返している」と棄却を要請していた。
連邦地裁は11日の決定で、最終的な結論は分からないとしつつ、FTCが修正した訴状は「以前よりも強固で詳細だ」として、裁判を進めるとした。