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共同通信
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【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、国防科学院が11日に極超音速ミサイルの発射実験を行い、金正恩朝鮮労働党総書記が視察したと報じた。ミサイルは千キロ先の海上に設置した目標に命中したとし、金正恩氏は極超音速ミサイルの開発に「大成功」を収めたとして関係者を高く評価した。
同通信は11日の実験について「全般的な技術特性を最終的に実証するため」に行われたとしており、開発が最終段階にあると強調した。
実験では、発射地点から600キロ付近で弾頭が方向を変え、さらに旋回軌道を240キロ飛んで目標に命中した。同通信は「弾頭の優れた機動能力が実証された」と伝えた。