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レズビアンバーの無料検査が好評
1週間で400人に実施

新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の感染が急増する中、マンハッタン区グリニッチビレッジのレズビアン・バー「ヘンリエッタ・ハドソン」は、店内でラピッドテストとPCR検査を無料で実施している。検査した人数は、開始から1週間で約400人に上り、好評を博している。ゴッサミストが10日、伝えた。
経営者のリサ・カニストラシさんは、検査クリニックと提携。「検査で陰性と判明した時、皆さんは喜び、路上で叫ぶ。ゴールデンチケットを手にしたように、ただ飛び跳ね、互いに抱き合い、そして踊り出す」と強調する。
店内で検査を始めたきっかけは、エリック・アダムズ市長の選挙イベントで、検査施設を立ち上げた人に偶然会ったこと。カニストラシさんは、7人の従業員に検査キットの扱い方を学ぶ研修を受講させた。検査する人に費用が発生しないどころか、店舗側にも検査の経費を必要としない仕組みだ。
ただ、カニストラシさんのようなケースは極めて稀だ。昨年の冬、ハドソン・リバー・パークのピア57に新規オープンした「シティ・ワイナリー」は、店内で食事をする人へのラピッドテストを試験的に実施。検査希望者は、検査料として50ドルを前払いする必要があった。店舗側も検査施設に1回当たり57ドルを請求されたという。
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