初の女性監督、マイナーリーグに誕生 ヤンキース傘下のタンパ・ターポンズ

 

 

初の女性監督、マイナーリーグに誕生

ヤンキース傘下のタンパ・ターポンズ

 

Photo: 本人の公式Webサイト (https://www.rachelbalkovec.com/)

 

 米メジャーリーグ(MLB)傘下のマイナーリーグ球団で来シーズン、史上初の女性監督が誕生する。コーチ歴10年で、ニューヨーク・ヤンキースのルーキーレベル、フロリダ・コンプレックスリーグチームの打撃コーチを務めていたレイチェル・バルコベックさん(34)が、ヤンキース傘下でローAに所属するタンパ・ターポンズの監督に就任する。各メディアが報じた。
 ネブラスカ州オマハ出身のバルコベックさんは2019年、ヤンキース傘下マイナーリーグの打撃コーチに就任。女性でフルタイムの打撃コーチは初めてだった。その以前は、ヒューストン・アストロズとセントルイス・カージナルスで、ストレングス・アンド・コンディショニング・コーディネーターを務め、シカゴ・ホワイトソックスでのインターンの経験も持つ。パンデミックで20年のマイナーリーグシーズンがキャンセルとなった後は、オーストラリアの球団でコーチを務め、昨年のオールスター・フューチャーズゲームでは、女性として初めてコーチを務めた。
 人体動作学の修士号を2つ取得。ワシントン州シアトル郊外にあるデータ駆動型トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」における最先端の分析、打者の視線追跡と投手の股関節の動きの研究など幅広いバックグラウンドを持つ。

 


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