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2022.01.12 その他記事

ウクライナ協議再開模索へ

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共同通信
12日、ブリュッセルのNATO本部で記者会見するストルテンベルグ事務総長(ロイター=共同)

 【ブリュッセル共同】欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は12日、ロシア軍が国境付近に部隊を増強し緊張が高まっているウクライナ情勢を巡り、ブリュッセルの本部でNATOロシア理事会の会合を約2年半ぶりに開いた。緊張緩和に向けた協議に大きな進展はなかったが、今後も会合を開くことを模索することで一致した。NATOのストルテンベルグ事務総長が明らかにした。

 これに先立ちジュネーブで10日に開かれた米ロによる「戦略的安定対話」でも、議論は平行線をたどり終了した。13日の欧州安保協力機構(OSCE)の会議でも議論されるが、局面打開の兆しは見えない状況だ。

NATOロシア理事会に出席した(左から)シャーマン米国務副長官、ストルテンベルグNATO事務総長、ロシアのグルシコ外務次官、フォミン国防次官=12日、ブリュッセル(AP=共同)

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