ジョコビッチ選手査証、再び無効

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共同通信
全豪オープン開幕を前に練習するジョコビッチ選手=14日、オーストラリア・メルボルン(ゲッティ=共同)

 【シドニー共同】オーストラリアのホーク移民相は14日、テニスのジョコビッチ選手の査証(ビザ)を再び取り消したと発表した。強制送還する方針とみられる。17日の全豪オープン開幕直前にモリソン政権が強硬策に踏み切った。同選手は出場を果たすため、直ちに裁判所に異議を申し立てるとみられる。

 ホーク氏は査証取り消しの理由に「健康と秩序」「公共の利益」を挙げた。ジョコビッチ選手が新型コロナウイルスワクチンを未接種であることを問題視したとみられる。

 ジョコビッチ選手は5日、メルボルンに到着したが、政府は査証を取り消し入国を拒否。法廷闘争の末、査証取り消しは撤回された。

ジョコビッチ選手(ゲッティ=共同)