昨年6月から事件の計画示す記録

Published by
共同通信

 25人が犠牲となった大阪・北新地のビル放火殺人事件で、谷本盛雄容疑者(61)=昨年12月30日に死亡=のスマートフォンのスケジュールアプリに昨年6月以降、事件の計画性を示す記録が複数回残されていたことが14日、分かった。大阪府警が明らかにした。36人が犠牲になった2019年の京都アニメーションの事件など、国内外の複数の放火殺人事件を検索した履歴も残っていた。

 府警は事件が17日で発生から1カ月を迎えるのを前に、報道陣に捜査状況を説明した。

 事件は昨年12月17日午前10時15分ごろ発生。4階の心療内科「西梅田こころとからだのクリニック」から出火した。