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共同通信
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【シドニー共同】大規模噴火に見舞われた南太平洋トンガ沖に20日、支援物資やヘリコプターを積んだニュージーランドの軍艦が到着した。噴火後の津波で損傷した埠頭に安全に接岸できるかどうかを確認するため21日、海中のがれきなどの点検を始めた。軍艦に先立ち、同国やオーストラリアの輸送機も20日に到着し、初めてとなる海外からの支援物資を届けた。
21日で災害発生から7日目。現地では火山灰によって雨水タンクが汚染されたため飲用水が不足。農作物にも深刻な影響が出ており、食料の確保が課題となっている。
ラジオ・ニュージーランドによると、21日中に第2陣の軍艦も到着予定。