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共同通信
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トイレの詰まりや故障を巡り、インターネット検索サイトの上位に表示される「人気業者」に修理を依頼すると、法外な費用を請求されるトラブルが多発している。被害者の大半は若い男性で、新型コロナウイルス流行による在宅時間の増加が背景にありそうだ。東京都下水道局は「その検索、ちょっとまって!」と警鐘を鳴らすチラシを配布し、冷静な対応を呼び掛けている。
東京都消費生活総合センターによると、トイレ業者のトラブルは2020年夏ごろから急増した。19年度の相談件数は343件だったが、20年度は954件と3倍近くに。21年度は20年度を超えるペースという。