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共同通信
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総務省が28日公表した2021年の人口移動報告によると、東京都は転入者が転出者を上回る「転入超過」が5433人だった。前年より2万5692人減り、外国人を含める方法に変更した14年以降の最少を更新、東京一極集中がさらに鈍化した。新型コロナウイルス感染拡大で場所を問わず働けるテレワークが普及したことなどを背景に、東京居住を避ける人が増えた影響とみられる。
集計によると、21年の1年間に東京都に転入した人は20年比1万2763人減の42万167人。一方、都外に転出した人は1万2929人増の41万4734人となり、差し引き5433人の転入超過だった。