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共同通信
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厚生労働省は28日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が26日午前0時時点で、過去最多の26万3992人に上ったと発表した。1週間で約16万人増え、2.5倍超となった。これまで最多だった流行「第5波」ピーク時の昨年9月1日時点の約13万1千人と比べ2倍に膨らんだ。各地では新変異株「オミクロン株」による感染急拡大が続く。自宅療養者のさらなる増加が懸念され、健康観察などの対策拡充が急務だ。
入院中の人や入院先の医療機関が決まっていない人を含む全体の療養者は約41万4千人で、自宅療養者は約6割を占めた。都道府県別では、東京の4万2495人が最多。