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ホームレス対策に追われる
MTA職員の労力、本来業務を上回る

ニューヨーク州都市交通局(MTA)の職員が、ホームレスやメンタルヘルスの問題を抱える人々への対応に費やす時間と労力は、本来の交通業務をはるかに上回っていることが明らかになった。amニューヨークが26日、報じた。
昨秋に行われた、地下鉄およびバス利用者を対象とした調査によると、通勤での地下鉄利用を再開するのをためらっている利用者にとって「犯罪」と「清潔さ」が最大の懸念事項であるという。MTAの最高顧客責任者であるサラ・マイヤー氏は同日、ホームレスの存在が、パンデミックにより遠ざかっていた地下鉄利用者がシステムに戻ってくるのを妨げているとして、他政府機関にホームレス問題に取り組むよう呼びかけた。MTAは最前線で働く職員からデータを収集し、ホームレスを市のホームレス支援請負業者であるバワリー住民委員会や市ホームレスサービス局に紹介、さらには警察に報告するなど、多大な努力を続けている。
MTA月例理事会の会議で、トランジットパネルのメンバーは、地下鉄駅内や車両内で寝泊まりするホームレスが、最近の犯罪の急増や、15日にタイムズスクエアでミシェル・アリッサ・ゴーさんをプラットホームから線路に突き落とし死亡させた事件などに関係していると訴え、地下鉄網内で違反行為を見つけた場合、警察またはMTA職員に知らせるよう利用者に呼びかけた。
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