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共同通信
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経済産業省が31日発表した2021年の鉱工業生産指数速報(15年=100)は前年より5.8%高い95.9だった。年間の指数の上昇は18年以来3年ぶり。前年は新型コロナウイルスの感染拡大により、現行基準で比較可能な13年以降で最低水準だったが、生産用機械などを中心に回復した。
同時に発表した21年12月の生産指数速報値(季節調整済み)は前月より1.0%低い96.5だった。低下は3カ月ぶり。基調判断は前月の「持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。
12月を業種別に見ると、汎用・業務用機械や自動車を除く輸送機械など10業種が低下。自動車など5業種は上昇した。