銃撃死亡の警官葬儀、執り行われる ハーレムでの家庭内暴力事件

 

 

銃撃死亡の警官葬儀、執り行われる

ハーレムでの家庭内暴力事件

 

 

 マンハッタン区のハーレムで1月下旬に起きた家庭内暴力で駆け付けた際、銃撃を受け死亡したニューヨーク市警(NYPD)の警察官ウィルバート・モラ氏(27)の葬儀が2日、セント・パトリック大聖堂で執り行われた。ニューヨークポストなど各メディアが報じた。

 現場に一緒に駆け付け殺害されたジェイソン・リベラ氏に次ぎ、ここ1週間で2度目となるNYPD警官の葬儀。ミッドタウンの5番街沿いにある大聖堂には、数千人の同僚らが駆け付け、モラ氏に別れを告げた。

 ジョセフ・フランコ牧師は、モラ氏が臓器提供者として他人の命を救うことを申し出たことを弔問客に伝えた。「家族や友人、ニューヨーカーを愛するモラ氏が、命をかけて私たちを守ると約束した。死んでもなお、より多くの人を助けると話したのだ」と述べた。

 葬儀には招待された関係者が参列。ニューヨーク市民のほか、他州から訪れた警官は聖堂外から加わった。コネティカット州の警官グレゴリー・ウォルドミラー氏は「われわれは皆、同じ仕事をしており、日々何が起こるかわからない。残念ながら、モラ氏は最大の犠牲を払うことになったのだ」とポスト紙の取材に答えた。

 モラ氏の棺は、クイーンズ区ウッドサイドに埋葬された。

 

セント・パトリック大聖堂での葬儀の様子=2日(Photo: アダムズ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)より)
セント・パトリック大聖堂での葬儀の様子=2日(Photo: アダムズ市長の公式ツイッター(@NYCMayor)より)


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