シェイクスピア、2演目で完全復活 セントラルパークの夏恒例イベント

 

 

シェイクスピア、2演目で完全復活

セントラルパークの夏恒例イベント

 

シェイクスピア・イン・ザ・パークが開催されたデラコルテ劇場=2021年7月(Photo: Rhododendrites / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Shakespeare_in_the_Park_July_2021.jpg)

 

 芸術団体パブリックシアターは2日、ことしで60シーズン目となるセントラルパークの夏の恒例イベント「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」の演目を発表した。タイムアウトが同日、伝えた。

 前半は「ウォーキングデッド」や「ブラックパンサー」への出演で知られるダナイ・グリラがタイトルロールを演じる、ロバート・オハラ監督の「リチャード3世」。後半は、ローリー・ウールリー監督、ソングライターのシャイナ・タウブ監修のミュージカル「お気に召すまま」を上演する。「ムーラン・ルージュ」でトニー賞を受賞したソーニャ・タイエが振付を務める。同演目はもともと、2020年の夏の上演用に制作していた。

 同シリーズは1962年以来、毎年夏にセントラルパークの屋外シアター「デラコルテ劇場」で、シェイクスピア劇の無料公演を開催してきた。一昨年は、パンデミックの影響で完全に中止となり、21年は「ウインザーの陽気な女房たち」1作だけを、入場者数を制限して上演した。今夏は入場制限を撤廃する。

 公演日程と、すべての出演者などの詳細については未発表で、チケット入手方法の詳細は、5月初旬までに発表する。昨年は、無料チケットの入手にオンライン抽選形式を採用した。

 


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