「ドライブ―」が4部門候補に

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共同通信
濱口竜介監督

 世界最高峰の映画賞、第94回米アカデミー賞の候補が8日発表され、濱口竜介監督(43)の「ドライブ・マイ・カー」が作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の計4部門でノミネートされた。日本映画が最重要の作品賞で候補入りするのは初の快挙。

 日本人が監督賞候補に選ばれるのは「乱」の黒沢明監督以来36年ぶり。脚色賞は小説や舞台の戯曲を基にした脚本に贈られ、日本人の候補入りは初。濱口監督と、共同脚本の大江崇允さん(41)がノミネートされた。

 「ドライブ―」は村上春樹さんの短編小説が原作。

 発表・授賞式は3月27日(日本時間28日)にロサンゼルスで行われる。(共同)