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共同通信
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【モスクワ共同】北京冬季五輪で8日に開催予定だったフィギュアスケート団体のメダル授与式が急きょ中止された問題で、ロシア有力紙コメルサント(電子版)は9日、複数の消息筋の話として、金メダルだったロシア・オリンピック委員会(ROC)の15歳の女子選手カミラ・ワリエワがドーピング検査で陽性反応を示したためと報じた。大会前に提出したサンプルから禁止薬物のトリメタジジンが検出されたという。
ロシア紙RBK(電子版)は、検出されたトリメタジジンは少量だと報じた。
トリメタジジンは心臓の病気の治療などに使われる。