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共同通信
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【ワシントン、モスクワ共同】ロシアによる侵攻が迫っているとの懸念が強まるウクライナ情勢を巡り、バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領は12日に電話会談した。米政府高官は「数週間前から続く動きに根本的な変化はなかった」とし、打開に向けた具体的成果はなかったと明らかにした。両首脳は協議継続では一致したが、軍事行動を警戒する米欧とロシアの外交、軍事面での駆け引きが続く。
バイデン氏は約1時間の会談で、ロシアがウクライナを侵攻すれば、同盟・友好国と共に断固対応し、厳しい代償を科すと重ねて強調。侵攻すれば、ロシアの国際的地位が低下すると指摘した。