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共同通信
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厚生労働省は14日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が、9日午前0時時点で54万3045人となり、過去最多を更新したと発表した。50万人を突破したのは初めて。1週間前の2日時点と比べ10万人以上増えた。オミクロン株の感染拡大が続いており、保健所などによる健康観察や急変時の入院調整に一層影響が出そうだ。
9日時点の都道府県別の新型コロナ患者向け病床使用率は、20都府県で50%以上だった。大阪の81%が最も高かった。重症者用に限ると50%以上は京都、大阪、奈良の3府県。
自宅療養者は2日時点では前週比約17万人増だったが、増加ペースは鈍化した。