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共同通信
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【北京共同】北京冬季五輪のフィギュアスケート女子に出場しているロシア・オリンピック委員会(ROC)の15歳、カミラ・ワリエワのドーピング問題で、陽性反応を示した禁止物質トリメタジジンを含めて心臓疾患の治療に使用される薬物が計3種類検出されていたと米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が15日に報じた。
新たに判明した物質は禁止薬物には指定されていない「ハイポキセン」と「L―カルニチン」で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提出された文書で明らかになったという。CASは同選手が16歳未満の「要保護者」に当たるなどの理由で継続出場を認める異例の裁定を下した。