チャイナタウンでアジア系女性刺殺される 容疑者は後からつけてきたホームレス

 

 

チャイナタウンでアジア系女性刺殺される

容疑者は後からつけてきたホームレス

 

クリスティーナ・ユナ・リーさんのためにサラ・D・ルーズベルト公園に集まり声を上げる人々(Photo: チャイナタウンのツイッター(@ChinatownNYC)より)

 

 マンハッタン区チャイナタウンのアパートで12日、住人のクリスティーナ・ユナ・リーさん(35)が後からつけてきた男に刺殺されるという事件が起こった。15日、ニューヨーク・タイムズが報じた。

 悲鳴を聞いた他の住人からの連絡で警官が急行。アパートには鍵がかかっており、中からは「助けて」という声が聞こえたが、やがて静かになったという。特別部隊がドアを開け、バスタブの中で死亡しているリーさんを発見。体の40カ所に刺し傷があった。同時にベッドの下にひそんでいたアッサマッド・ナッシュ容疑者(25)を逮捕した。同容疑者はホームレスシェルター住まい。第1級殺人、窃盗、性的暴力目的の窃盗の疑いで裁判所に召喚された。有罪になれば最長25年の禁固刑となる。

 リーさんがアジア系であることから襲われたかは不明。ただアジア系市民に対する凶悪犯罪が相次いでおり、近くの住民は神経を尖らせる。容疑者がホームレスというのもパターン化しており、市が近所に計画しているシェルター新設に反対の声も上がっている。同容疑者には犯罪歴があり、今年1月にも器物損壊と逃走の疑いがかけられたが釈放されていた。州の保釈制度改正が必要かとの質問に、アダムズ知事は「何が問題かを解明し、抜け穴をふさぐべきだ」とコメントした。

 


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

 

タグ :  ,