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公立校でビーガンランチ開始
生徒からの評判はいまいち

ニューヨーク市の公立学校で4日、動物の肉や卵、乳製品など動物由来の食品を摂取しないビーガン食を金曜日のランチとする「ビーガン・フライデー」が始まった。テイスティングテーブルが9日、報じた。
市教育局(DOE)は2019年、月曜日を「ミートレス・マンデー」とする取り組みを開始。ビーガンを公言するアダムズ市長は今月初め、ビーガン・フライデーへの拡張を発表していた。ビーガン・フライデーでは、植物ベースの食べ物だけが提供されるが、全公立学校の給食で牛乳の提供を掲げた米農務省(USDA)の規定を踏まえ、牛乳は提供される。DOEによれば、非ビーガン食も、リクエスト可能だという。
初日の献立は、味付けブロッコリーと野菜タコス。食材が調達できなかった学校や、動物由来の食品を加えた学校もあった。アダムズ氏は「健康的な取り組みは、生徒たちに歓迎されている」と主張した。一方、SNSには、ランチの写真と共に「ほとんどの生徒が食べずに捨てたか、クッキーだけを食べた。わきの下の臭いがして、全く食欲をそそらなかった」などの不満が投稿されていた。NYデイリーニュースのインタビューでは、生徒の多くが初日の献立に失望し、肉中心のメニューの方が良いと答えていた。
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