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共同通信
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【台北共同】台湾で海洋政策を担当する海洋委員会のシンクタンク国家海洋研究院は台湾の離島、澎湖諸島の南西約55キロの海域で、中国船が違法に砂を採取するケースが多発し、推定で年間9億立方メートル(東京ドーム約726杯分)の砂が被害にあっていると明らかにした。台湾紙、自由時報が16日までに報じた。
建設資材にする経済的目的があるほか、台湾では、有事と判断しにくい「グレーゾーン作戦」を中国が仕掛けているとの見方が出ている。
この海域は「台湾灘」と称される浅瀬で、広さは台湾本島の約4分の1。採取によってぼこぼこになっており、深い穴では6メートルも掘られていた。
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