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共同通信
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岸田文雄首相は17日、日本医師会(日医)の中川俊男会長らと官邸で面会し、高齢者施設で新型コロナウイルスに感染した入所者が療養を続ける場合、施設への補助金を1人当たり最大15万円から30万円に倍増させると表明した。感染後、症状が悪化せず拠点病院から転院する人や、救急患者を受け入れる病床を確保した医療機関に、1床当たり450万円を支援することも明らかにした。
病床逼迫や救急搬送困難事案増加を踏まえた医療強化策だ。首相は、オミクロン株拡大による高齢者の感染増を念頭に「軽症で入院を要しない人が、施設内で安心して療養できるようにする」と強調した。