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共同通信
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【北京共同】北京冬季五輪第14日の17日、スピードスケート女子1000mで高木美帆(27)が1分13秒19の五輪新記録で滑り、個人種目では自身初の金メダルを獲得した。この距離で日本勢が勝つのは男子を含めて初。前回銀メダルの小平奈緒は10位だった。
前回平昌五輪では団体追い抜きで優勝し、1000mは3位に入った。今回5種目に挑んだ日本選手団主将は500m、1500m、団体追い抜きの「銀」に続く4個目のメダルで、冬季五輪日本選手の1大会単独最多になった。夏季を含めた五輪の日本女子最多記録も7個に伸ばした。万能スケーターはその実力を世界に示し、有終の美を飾った。
高木美帆の話 最後に自分の全てを出し切ることができた。体はけっこう限界がきていた。スタートの一歩目を出す時に、ひるまずに攻めることができた。ずっと1500mを頑張ってきたが、1000mは私にとってまた1500mとは違った、特別な種目だと今実感している。