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摩天楼に花を咲かせる
マンハッタンの21階建てビル


マンハッタンの摩天楼に花を咲かせようという計画がある。ブルックリン区に本拠を置く設計事務所「スタジオ・ブーラル」のセリウム・ブーラル氏がブライアントパークに面する21階建てビルの外壁にユリを植えるコンセプトを発表した。16日、タイムアウトが報じた。
ブーラル氏は、1000平方フィートもある自分の事務所の屋上で野菜や花を育てている。マンハッタンで計画しているビルは名付けて「リリー」。大好きなユリの花を植えてはどうかというアイディアだ。「ユリは非常に強く、耐寒性もある。子株ができてどんどん増えていく」と話す。マンハッタンの摩天楼に花が咲き、目を楽しませてくれる。ミッドタウンにふくよかな花の匂いがただよう。虫や鳥が集まって、自然循環が起こる。天然の断熱効果が期待でき、二酸化炭素を吸収して大気汚染対策にもなるという。
ブーラル氏はこのビルは実現可能だと確信している。すでに、屋根を多肉植物セダムで覆ったブルックリン区のバークレイズ・センターの例がある。管理や給水は最新の灌漑システムを利用すれば問題がない。冬の寒さには「アジア原種ならば生き残れる」と指摘。「条件を整えれば、勢いよく花を咲かせる。自然が報いてくれるはず」と夢をふくらませる。
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