米長官「侵攻の瀬戸際」と懸念

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共同通信

 【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は20日、米CNNテレビの番組で、ロシアによる軍事侵攻が懸念されるウクライナ情勢に関し「状況はとても深刻で、侵攻の瀬戸際にある」と懸念を示した。合同演習終了予定日だった20日以降もロシア軍が隣国ベラルーシにとどまるとして「あらゆる事態が侵攻に向けて進んでいる」と危機感をあらわにした。

 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も20日、米CBSテレビの番組で、ベラルーシとの合同演習に参加したロシア軍の動きなどについて「ロシアが侵攻を準備しているとの見方に合致するものだ」と指摘した。