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共同通信
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2022年度予算案は21日の衆院予算委員会で、与党と国民民主党の賛成多数により可決された。22日の衆院本会議でも可決され衆院を通過する見通しで、憲法の衆院優越規定に基づき21年度内の成立が確実となる。24日からは参院予算委で審議が始まる。22日の衆院通過は、現行憲法下で最速だった1999年度予算案の2月19日に次ぐ早さ。
衆院予算委は採決に先立ち、締めくくり質疑を実施。岸田文雄首相は新型コロナウイルス対策を巡り、医療提供体制の不備により自宅療養中に死亡した事例があると野党議員に批判され「政治は結果責任であり、至らなかったことはおわび申し上げる」と語った。