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共同通信
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ロシアと接し、歴史的に重圧を受けてきたバルト3国エストニアのリーメッツ外相が21日までに首都タリンで共同通信の単独インタビューに応じた。ウクライナへロシアが侵攻すれば欧州は第2次大戦以来、最大の危機に直面するが、武力で他国を脅すロシアとの交渉で「いかなる譲歩もすべきではない」と訴えた。
加盟する北大西洋条約機構(NATO)のロシアへの「備えは万全だ」と自信を見せる一方、近い将来の平和的解決を期待するとした。
ロシアがウクライナに侵攻すれば、欧米の強力な経済制裁に見舞われ、重大な損害を受けると警告し「ロシアもその意味を確実に理解しているはずだ」と話した。