NY原油反発、一時96ドル

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共同通信

 【ニューヨーク共同】連休明け22日のニューヨーク原油先物相場は3営業日ぶりに反発し、指標の米国産標準油種(WTI)の3月渡しが早朝に一時96.00ドルと、2014年8月以来、約7年半ぶりの高値をつけた。ウクライナ情勢が一段と緊迫化し、ロシアからのエネルギー供給が停滞するとの懸念が強まった。

 終値は前週末比1.28ドル高の1バレル=92.35ドルだった。買い一巡後、イラン産原油の輸出拡大への警戒感などを背景にした売りが出て、上げ幅が縮小した。

 取引量が最も多い4月渡しの終値は1.70ドル高の1バレル=91.91ドルだった。