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コロナ禍で友人関係にきしみ
不安、孤独・・・、新たな緊張もたらす

米国で新型コロナウイルスが確認されてから、2年以上が経過した。人との交流が急減したことで、友人関係にきしみが生じたりしていないだろうか。心理学者は「軽蔑されることに敏感になり、もめ事を避ける訓練が積めていない。偶然であっても仲間外れにされると、不安になる」などと、パンデミックが人間関係に新たな緊張をもたらしていると指摘する。
ウォール・ストリート・ジャーナル(17日付)が伝えたところによると、昨春実施された調査の結果、米国人の半数近くがコロナ禍以後、数人の友人と連絡を取るのをやめたと回答。ほとんどの友人との連絡を絶ったと答えた人も9%に上った。最初の1年間で、多くの人が友情の輪を狭め、意図的か不注意かはともかく、バーチャルで維持するのが難しい人間関係を閉ざしてしまったことがうかがえる。
心理学者からは「対面交流が少なくなると孤独を感じ、テキストメッセージの返事への遅れや、社交的なイベントに誘われないなどでも悪い事態に発展することもある」、「非言語的な合図を読み取ることができなくなり、友人関係が難しくなっている」などの声が広がる。
「私からの連絡を皆、とても喜んでくれる」。一方、インディアナ州のキャロル・ウォルトマンさん(77)のように、長年連絡を取っていなかった人たちに連絡する絶好のきっかけになった人もいる。
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