独立承認、ロシアに非難相次ぐ

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共同通信

 【ニューヨーク共同】国連総会本会議は23日、緊迫するウクライナ情勢を巡る会合を開いた。ロシアによるウクライナ東部の親ロ派支配地域の独立承認について、各国から国際法や国連憲章の原則に違反していると非難する声が相次いだ。演説したウクライナのクレバ外相は「国際社会の断固とした行動が必要だ」と述べ、ロシアへの圧力を強めるよう訴えた。

 クレバ氏は「われわれの今日の行動が世界の今後を左右する」と強調。日本の石兼公博国連大使は、ロシアによる一連の動きは「国際秩序への挑戦」であり、独立承認も「全く受け入れられない」と非難した。