米大統領「侵攻の始まり」

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共同通信
ウクライナ情勢についてホワイトハウスで演説するバイデン大統領=22日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン、モスクワ共同】バイデン米大統領は22日に演説し、ロシアがウクライナ東部の親ロ派支配地域の独立を承認し派兵を決めたことを「侵攻の始まり」と非難、日本や欧州連合(EU)と連携し対ロ経済制裁の第1弾を発動した。ロシアの出方次第で段階的に制裁を強化する。ロシア外務省は23日、米制裁に強い対抗措置を取るとの声明を発表。米政府は米ロが24日に予定していた外相会談や首脳会談は白紙になったと説明した。

 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は22日、親ロ派地域では紛争が始まった2014年以降、ロシア部隊が活動し最近追加部隊も入ったと説明した。