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サイバー攻撃への注意を警告
ホークル氏、ウクライナ危機で

Photo: ウクライナ国境警備隊のツイッター(Держприкордонслужба@DPSU_ua)

ニューヨーク州のホークル知事は20日、ロシアによるウクライナへの本格的な軍事侵攻が警戒される中、個人アカウントへのサイバー攻撃に注意するよう州民に警告した。声明では、州の機関や重要インフラの態勢を見直すとともに、ホワイトハウスや国土安全保障省と連絡を取り合っているとも述べた。ゴッサミストが21日、伝えた。
バイデン政権は、米国によるロシアへの経済制裁発動により、ロシアとロシアが支援する政党からサイバー攻撃を受ける可能性について懸念を既に表明している。ホークル氏は「ニューヨーク州は金融や医療、エネルギー、輸送の各分野でリーダー的存在であり、サイバー犯罪者や外国の敵対者にとって魅力的な標的となっているのが現実だ」と強調。サイバー攻撃が、ニューヨークに集中する可能性があるとの認識を示した。
ホークル氏は「住民の皆さんは、個人所有のデバイスがサイバー攻撃を受ける可能性があることを忘れてはいけない。パスワードや多要素認証について、最良慣行に努めてほしい」と呼び掛けた。
歳出総額が過去最多の2163億ドルに上る2023年度州予算で、ホークル氏はサイバーセキュリティ対策に6200万ドルを盛り込んだ。声明では「州民の安全を守ることは私の最優先事項だ。脅威に対する監視を続け、警戒を怠らない」と述べた。
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