ロシア、3方向から侵攻

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共同通信
ウクライナのキエフ州内で撃墜されたウクライナ軍の航空機。当局が24日公開した(ロイター=共同)

 【モスクワ、キエフ共同】ロシア軍は24日、ウクライナに侵攻、首都キエフや各地の軍事施設をミサイルで空爆した。米国防総省やウクライナ政府によるとロシア軍は3方向から攻撃し、短距離弾道ミサイルなど100発以上を使用。ベラルーシとの北部国境や南部クリミア半島との境界から地上部隊が侵入した。ロイター通信によると、ウクライナ当局者は兵士40人以上が死亡したと述べた。市民にも死傷者が出ているという。日米欧は一斉に非難。ウクライナ政府は全土に戒厳令を出した。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシアとの断交を表明した。

24日、破損し黒煙が上がるウクライナ軍施設。ロシア軍はウクライナに侵攻し、各地の軍事施設をミサイルで空爆した=ウクライナ東部マリウポリ郊外(AP=共同)
24日、ウクライナ首都キエフのドニエプル川近くから見えた炎(Mary Ostrovska提供、AP=共同)
24日、ウクライナ東部の町を離れるバスから外を見つめる子どもと女性(AP=共同)
24日、キエフで記者会見するウクライナのゼレンスキー大統領(ウクライナ大統領府提供・ロイター=共同)