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共同通信
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【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前日からの下げ幅が一時800ドルを超え、3万3千ドルの節目を割り込んだ。昨年3月以来、約11カ月ぶりの安値水準。ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、投資リスク回避の売りが膨らみ、欧州やアジアを含めた世界の市場が同時株安の様相を呈した。
ニューヨーク原油先物相場が供給不安から急騰し、一時1バレル=100ドルを突破。米経済の懸案となっているインフレに弾みがつくとの警戒感も高まった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ加速を懸念した売りも加わり、相場下落に拍車がかかった。