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マスク、接種義務化撤廃に言及
アダムズ氏「待ちきれない」

ニューヨーク市のアダムズ市長は23日、ブルックリン区で行われたメディアとの質疑応答で、今後数週間かけ、屋内でのマスク着用やワクチン接種義務を段階的に撤廃していくことに言及した。amニューヨークが報じた。
過去数週間で新型コロナウイルスの感染者数が減少していることを受け、ボストンやフィラデルフィアなど北東部の大都市は、レストランやバー、オフィス、その他の屋内ビジネス環境でのワクチン証明書やパスポートの提示、マスク着用義務を撤廃した。これらの都市に続くのかとの質問に対し、アダムズ氏は「そうすることを待ちきれない」と述べ、一部の撤廃に着手することを強調した。
ニューヨーク市は昨秋、デブラシオ市長(当時)の指示で民間企業でのワクチン接種を義務化。開始後の12月末、オミクロン株により感染者が急増したが、ワクチン接種の普及と新しい治療法で、入院と死亡者数の増加は抑えられた。1月初旬から市周辺の感染率は低下しており、市保健局によれば、市内5区の7日間の陽性率は1.71%(23日時点)。市民の85%以上が1回目のワクチン接種を済ませ、76.7%が接種を完了している。ニューヨーク州のホークル知事は今月初め、学校を除く屋内でのマスク着用義務を撤廃した。
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