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共同通信
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【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は2月28日、フランスのマクロン大統領との電話会談で、ウクライナ問題の解決には2014年にロシアが強制編入したクリミア半島におけるロシアの主権承認やウクライナの非武装化、中立化が条件だと述べた。これらを「ロシアの絶対的国益だ」と強調した。ロシア大統領府が発表した。今後の交渉は難航が必至。
米欧はクリミアはウクライナの一部で、編入は「不当かつ違法」だとして認めていない。ロシアとウクライナは同日、ロシアの侵攻後初めて停戦交渉し対話継続で一致したが、プーチン氏の厳しい姿勢が明らかになった。
交渉は約5時間続いた。