学校内のマスク着用義務撤廃
州は3月2日、市は早ければ同7日
ニューヨーク州は3月2日にマスク着用義務を撤廃する。市は早ければ7日にやめる意向だ。27日、amニューヨークが報じた。
「待ちに待った日がやって来た」とホークル知事。「州内の学校に於けるマスク義務を廃止する」と宣言し、コロナ感染と入院患者の減少を理由に挙げた。新規感染者は1月初の9万人をピークに51日間連続して減っており、26日現在1671人だ。新規入院患者も38人から7人となっている。米疾病対策センター(CDC)が最近規制を緩めたのも後押ししている。ただ、最終判断は地方自治体に委ねる。ホークル氏は「地域にとって最良の判断をしてもらいたい」と訴えた。
アダムズ市長は同日、「今週末に数字を確認し、最終判断を下す」と表明。「リスクが低ければ、公立校の屋内でのマスク着用義務を7日に解除する」と続けた。屋外でのマスク着用は28日から不要になっている。レストランなどの事業体がワクチン証明を確認する義務も同様に廃止する考えだ。
州内の医療施設、グループホーム、矯正施設、公共交通機関、空港、ホームレスシェルターなどでは引き続きマスク着用が義務となる。ホークル氏は「データをモニターして、こうした場所でのマスク着用に関する判断をしていきたい」としている。
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