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共同通信
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【上海共同】中国の在留ウクライナ人の元を警察が訪れてロシアのウクライナ侵攻への意見を聴取しているなどとして、上海のウクライナ総領事館が中国当局に抗議する文書がインターネット上で出回っていることが分かった。台湾メディアなどが2日までに伝えた。文書の内容が事実とすれば、在留ウクライナ人の言動を警戒し圧力をかけている可能性がある。
文書は上海のウクライナ総領事館名で、上海市や江蘇省など6省市の当局宛て。在留ウクライナ人の元に中国の警察が押し掛けたり電話をかけたりし「軍事侵攻やロシアの指導部に対しての考え方を尋ねた」と説明。こうした行為をやめるよう求めた。