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共同通信
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【ワシントン共同】米国防総省高官は1日、記者団に対し、ウクライナに侵攻したロシア軍の首都キエフに向けた進軍が停滞しているとの分析を明らかにした。部隊の食料不足などが理由とみられるという。ロシア軍がこれまでに400発以上のミサイルを発射したとの分析も明らかにした。
高官はウクライナ周辺に集結したロシア軍戦闘部隊の80%以上が既に侵攻したと説明。ただ一部の部隊が戦わずに降伏した兆候もあるという。兵士の相当数が徴兵されており「一部で士気が低下している」と指摘。全員が訓練されているわけではなく「戦闘作戦に送られることを認識していないようだ」と語った。