光熱費急増が家計を圧迫 コン・エジソン、今度は値下げ

 

 

光熱費急増が家計を圧迫

コン・エジソン、今度は値下げ

 

https://www.coned.com/en/accounts-billing/payment-plans-assistance.

 コン・エジソンのコーリーCEOは、電力供給コストを1キロ時当たり8.8セント値下げすると発表した。時間当たりの請求になっていないフルサービスの顧客が対象で、2月11日に始まる支払いサイクルから。2日、amニューヨークが報じた。

 同社は先月、電気ガス料金を値上げしたばかり。2月に受け取った請求書に目を丸くしたニューヨーカーも多いはず。ホークル知事も眉をひそめ、公共サービス委員会を通じて説明を求めた。コーリー氏が挙げた理由は天然ガス市場の高騰。コン・エジソンはガス使用量と市場価格を予想してヘッジをかける。しかし、「実際の価格と食い違いがあれば、翌月の供給コストで調整する」という。

 ホークル知事は「光熱費の急増は家計を圧迫する」とさらに圧力をかけた。これに屈してコン・エジソンは今回、値下げの決定。1カ月に300キロワット/時の電力(48.27ドル相当)を使用している家庭では26.40ドルになり、21ドル87セントの節約になる。さらに低所得者層や年金生活者に対しては、最高751ドルの連邦政府の光熱費支援プログラム(HEAP)がある。州政府も暖房設備の修理などに1万ドルまで支給する。詳しくは市の担当部署(212-331-3126)まで。コン・エジソンでも延べ払いや支払猶予、均等分割払いなどの制度を提供している。coned.com/en/accounts-billing/payment-plans-assistance. で確認できる。

 

ニューヨーク市マンハッタン区のコン・エジソン施設(Photo: Beyond My Ken /https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Con_Edison_15th_Street.jpg)


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