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NFT自動販売機、NYにお目見え
クレジットカードやモバイルアプリで購入


デジタル上のデータやアート作品などを「本物」と証明する書類を添付して売買する「NFT」(非代替性トークン)を取り扱う自動販売機が、ロウワーマンハッタンの金融街にお目見えした。支払いは、仮想通貨ではなく、クレジットカードやモバイル上の決済アプリを使う。ビジネスインサイダーが2月24日、報じた。
設立した「ネオン」の共同設立者が「購入するプロセスを分かりやすくしたかった。自動販売機ほど、シンプルな購入方法はない」と考えたのが導入のきっかけ。ただ今年中には、仮想通貨での支払いも可能になるという。
自動販売機が置かれているのは、マンハッタン区のジョンストリート29番地。ネオンのツイッターには、自動販売機でNFTを購入する人たちの写真や動画が投稿され、リツイートもされている。自動販売機の手前には「NFT ATM」のネオンサインが掲げられている。NFTのボタンを押して買い、出てきた箱の中にあるQRコードをスマホで読み取ることにより、NFTを手に入れることができる仕組みだ。
NFT市場は2020年に急成長、市場規模は410億ドルに上り、美術品市場に迫っている。最近は日本でも知られるようになってきており、スポーツ界や芸能界、アニメやファッション業界などでの活用が展開されている。



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